『センスにたよらない 感じて、考えるインテリア』書籍レビュー

おすすめの書籍

今回紹介する書籍はこちら。

『センスにたよらない 感じて、考えるインテリア』

(画像引用:Amazon.jp)

本の著者について。

著者はYouTubeで「クリエイティブの裏側」というチャンネルを運営している崇島亮さん(たかしまりょう)さんです。

チャンネルの動画をいくつか拝見しましたが、どれもわかりやすく、おしゃれにインテリアコーディネートするテクニックなどが解説されていました。

私はもともとこちらのチャンネルを存じ上げなかったため、書籍を通じてチャンネルに出会えました。

動画の冒頭にはショートドラマが組み込まれており、視聴者が動画に入り込みやすい構成となっています。

どんな本ですか?

さて、本題です。

本書籍がどんな本なのか。

この書籍では、たとえば新生活を始めたり、新居に引っ越してきた際どのようにインテリアを配置しようかと悩む方やどのようなインテリアを購入しようかと悩む方に優しく解説している書籍でした。

おしゃれに見える部屋とはどのような割合や黄金比で家具が配置されているのか、

光のあたり加減がインテリアコーディネートに及ぼす影響などが書かれています。

タイトルにある「センスにたよらない」という言葉通り、理論や比率に基づいてインテリアコーディネートをすれば「100点」の部屋はできずとも誰でも「70点」の部屋は作れるという筆者の主張があります。

理論や比率はわかりやすくページ内で太字になっていたり、マーカーが引いてあったりして、本を読むのが苦手な人にもわかりやすいデザインになっています。

なぜその本を選んだのですか?

私がこの本を手に取ったのは偶然本屋で見かけたからというだけだったのですが、「センスにたよらない」という文言に強く惹かれました。

私自身は現在フリーのインテリアコーディネーターを目指し勉強中の身なので、何か参考になる書籍を探していました。

インテリアは大好きだけど、おしゃれな部屋を作る自信はなく、ノウハウもない状態でした。

そんな中、本屋で出会ったのがこの一冊でした。

おしゃれにも「理論」があるのだと教えてくれたのがこの書籍です。

本の厚みも薄めなので大変読みやすい書籍となっております。

心に響いた箇所。

コーディネートはまずゴールを決めてそこへ向かって行くのだという記述は大変心に響きました。

ついおしゃれな椅子を目にすると、それが手持ちの家具と相性がいいかを考えずに買ってしまい失敗するということがあります。

しかしまず、部屋のコーディネートのゴールを決める。

そこに向かって進んでいくことで失敗が少ないのだと気付かされました。

終わりに。

(画像引用:Amazon.jp)

今回紹介した書籍は崇島亮さんの『センスにたよらない 感じて、考えるインテリア』です。

部屋の広さに対する家具の割合、配色のすすめ、光の取り入れ方などが紹介された書籍です。

インテリアコーディネート初心者におすすめの書籍となっています。

配色に関しては、簡単に説明されているので私が以前の記事で紹介した

『マンガでカンタン!配色の基本は7日間でわかります。』を合わせて読むと配色についてはさらに理解が進むかなと思います。

(過去記事はこちらから飛べます)

お部屋の模様替えは部屋全体を変える必要はありません。

クッションやソファーのカバーの色を変えてみるとか、

机の向きを90度回転させてみるとか、そういったことで雰囲気がガラリと変わります。

皆さんもぜひ書籍を参考にインテリアコーディネートにチャレンジしてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました